
家を買う流れは?入居までにかかる期間や注意点もご紹介!
マイホーム購入は人生の一大イベント。
しかし、事前の知識が不足していると、想定外のトラブルや後悔を招く可能性もあります。それらを避けるためには、計画性と情報収集が大切です。とくに、入居希望日が決まっている場合は、入居までの工程を考慮してスケジュール調整する必要があります。
本記事では、家を買う前に知っておくべき基本情報に加えて、入居までにかかる期間、購入の流れなどもご紹介いたします。
ぜひ最後まで読んで、ぜひマイホーム購入にお役立てください!
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家を買う前に
知っておくべき基本情報
家を買う前に知識をしっかりと身につけることで、入居までスムーズに進められます。
予算の設定が欠かせない
家を買う前に、まず考えるべきは予算の設定です。ご自身の収入や貯蓄、将来のライフプランをしっかりと見直し、無理のない返済計画を立てることが大切です。たとえば、子どもの教育費や老後の生活費など、将来的に発生する可能性のある支出も考慮しましょう。
住宅ローンの仕組みを把握する
住宅ローンは通常、数十年にわたって返済します。そのため、住宅ローンの基本的な仕組みを理解し、慎重にローンの種類を選ぶことが大切です。
ローンの種類には、「固定金利型」と「変動金利型」があります。固定金利型は、将来の返済額を計画しやすい点が特徴です。一方、変動金利型は、金利が低い時期には支払総額を抑えられる可能性があります。
物件購入の流れも把握しておく
物件購入の流れを把握しておくことで、入居までのスケジュール調整がしやすくなります。
初めに、希望する地域や予算、間取りなどの条件を明確に設定し、物件の選定を行います。この段階で、信頼できる不動産会社を見つけ、多くの物件を比較検討するのがおすすめです。その後も内覧や手続きなど、物件購入までさまざまな工程があります。
詳しい流れについては、【6ステップ】家を買うまでの流れをご参考ください。
入居するまでにかかる期間
入居するまでにかかる期間は、物件の種類によって異なります。本章では、「注文住宅」「分譲戸建住宅」「中古住宅」の入居までにかかる期間についてご紹介いたします。
注文住宅は半年〜1年程度
注文住宅は、オーナーの希望に合わせて一から設計・建築するため、入居までにはある程度の時間がかかります。作業が難航した場合は、2年前後かかることも。
土地の選定から始まり、設計士との打ち合わせを重ねて理想のプランを作成します。この段階だけでも数か月要することが一般的です。設計が決まると建築工事が開始されます。工事中は天候や地盤の状況、資材の納期などによってスケジュールが変動することもあるので注意しましょう。
完成後には建物の検査や内装の仕上げが行われ、これにも時間を要します。もし希望するスケジュールがある場合は、計画段階から余裕を持って進めるのがおすすめです。
分譲戸建住宅は早くて1か月程度
分譲戸建住宅はすでに完成している物件が多いため、契約後の手続きやローンの審査が順調に進むと、最短1か月程度で入居可能です。
まずは物件の見学を行い、気に入った場合は購入の意思を売主、または不動産会社に伝えます。その後、売買契約を結び、手付金を支払います。この段階では、契約内容の確認や条件調整が行われるため、ある程度の時間が必要です。
契約が完了した後、住宅ローンを利用する場合には、金融機関での審査が続きます。ローン審査の期間は金融機関によって異なりますが、通常は2週間から1か月程度が一般的です。審査が承認されると残りの代金を支払い、物件の引き渡しが行われます。
なお、人気のある物件や新たに開発される地域の分譲戸建住宅の場合、購入希望者が多く入居までにやや時間がかかることもあります。
中古住宅は1か月〜2か月程度
中古住宅も分譲戸建住宅と同様に、入居までの期間が短いのが一般的です。しかし、前入居者がまだ引越しを完了していない場合は、予定していた引渡し期間が延びることがあります。
また、リフォームや修繕が必要な場合は、その期間も考慮しなければなりません。物件の状態によっては、壁紙の張替えや床材の交換といった軽微なリフォームから、大規模な間取り変更や配管工事など、時間と費用を要する作業が必要になる場合があります。このリフォーム期間は、規模や施工内容によって異なりますが、数週間から数か月かかるケースが多いです。そのため、入居までのスケジュールに余裕を持つのがおすすめです。
できるだけ早く入居したい場合は、事前準備をしっかりと行い、各工程を円滑に進められるようにしましょう。
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【6ステップ】
家を買うまでの流れ
家を買うまでの流れを把握し、スムーズな入居を叶えましょう!
主な流れは下記の通りです。
- 予算の設定
- 住宅ローンの事前審査
- 物件探し
- 内見と検討
- 購入申し込みと契約
- 引き渡しと入居
予算の設定
家を購入する際の最初のステップは、しっかりとした予算設定です。家を購入するためだけではなく、購入後の生活安定を確保するためにも重要な工程です。
ご自身の収入や貯蓄、将来の収入見込みを考慮し、無理のない返済計画を立てましょう。一般的に、住宅ローンの毎月の返済額は手取り収入の20%以内に収めると良いとされています。頭金や諸費用、引越し費用なども含めて総合的に計算することが大切です。
さらに予算設定において重要なのは、将来のライフイベントや家族構成の変化を考慮することです。子どもの教育費や車の購入、老後の資金など、将来の出費を見据えて計画を立てることが、長期的な視点での安心感につながります。予期せぬ出費への備えとして、ある程度の余裕を持たせた予算計画を心がけましょう。
住宅ローンの事前審査
住宅ローンの事前審査は、購入可能な物件を明確にするための基盤となります。
事前審査では、金融機関が信用力や返済能力を評価し、どの程度のローンを組めるのかを判断できます。これにより、無理のない予算設定が可能となり、後の資金トラブルを防げます。
事前審査を申し込むには、源泉徴収票や身分証明書などいくつかの書類が必要となるため、あらかじめ準備を整えておきましょう。事前審査は通常、数日から1週間程度で結果が出ますが、詳しい日数は金融機関によって異なります。
物件探し
不動産ポータルサイトや不動産会社のホームページを活用することで、条件に合う物件を効率的に絞り込めます。また、不動産会社に出向き相談するのもおすすめです。プロの目線からアドバイスをもらえ、希望に合った物件の提案や未公開物件の紹介などが期待できます。
オープンハウスやモデルハウスの見学会に参加すると、写真や間取り図ではわからない細部の質感や日当たり、周辺環境の雰囲気も実感できます。
物件探しは焦らずじっくりと行うのが大切です。時間をかけて情報を収集し、複数の物件を比較検討することで、納得のいく住まいを手に入れられるでしょう。
内見と検討
内見時には、立地や周辺の交通状況、近隣施設をチェックしましょう。通勤や通学に便利な場所か、スーパーや病院などの日常生活に必要な施設が近くにあるかなどは重要なポイントです。
物件そのものの状態を確認する際は、外観や内装の劣化具合、間取り、風通しなどを評価しましょう。水漏れや電気トラブルがないか、ドアや窓の開閉がスムーズかなどの細かい部分もしっかりとチェックしておくと安心です。
内見で得た情報をもとに家族やパートナーと話し合い、購入を検討しましょう。
購入申し込みと契約
内見後、購入の意思が決まると購入申し込みを行います。購入申し込みとは、物件を購入する意図を明確にするための工程です。通常、不動産会社を通じて購入申し込みを行い、売主に対して購入の意思を示します。
申し込みが受理されると、次に進むのは契約の段階です。売主と買主、双方の合意に基づいて、正式な売買契約を締結します。売買契約書には、物件の詳細、購入価格、支払い条件、引き渡し時期などが記載されています。署名する前に契約内容を十分に確認し、疑問点がある場合は不動産会社に質問しましょう。
引き渡しと入居
引き渡し当日は、売買契約書に定められた条件を最終確認し、鍵や重要書類を受け取ります。併せて、物件の最終チェックも行い、設備や備品が契約通りであるか確認しましょう。
引越し準備も早めにしておくと、スムーズに入居できます。新居への引越しは、家具や家電の配置だけでなく、インターネットや水道、電気といったライフラインの手続きも含まれます。
家を買う際の注意点
家を買う際は、新生活への期待で気持ちが高まりがちですが、その一方で注意点を見落としてしまう可能性があります。そうならないためにも、事前に下記の注意点を押さえておきましょう。
将来の家族構成の変化を考慮する
現在の家族の人数や生活スタイルに合った間取りを選ぶことはもちろん大切ですが、ライフステージの変化に柔軟に対応できる物件を選ぶようにするのがおすすめです。
たとえば、子どもが増えた場合や子どもが成長して独立した後の部屋の使い方、または親との同居を視野に入れた場合のスペースの確保など、さまざまなシナリオを考慮するといいでしょう。そうすることで、長期的に快適な住まいで暮らせます。
必要な書類は早めに準備する
家を購入する工程のなかで、多くの書類が必要となります。書類の準備が遅れたり、不備があったりすると入居が遅れる可能性があります。
身分証明書や住民票、印鑑証明書は基本的に必要です。これらは個人の身元確認や契約の正式な署名に必要なため、あらかじめ用意しておきましょう。
住宅ローンを利用する場合は、収入証明書として源泉徴収票や確定申告書が求められます。物件の購入価格や条件によっては、追加の書類が必要となることもあるので、事前に金融機関と相談して確認しておくと安心です。
売買契約時の書類については、あらかじめ不動産会社に確認して準備しておきましょう。なかには、すぐに準備できない書類もあるため注意が必要です。
メンテナンスについても確認しておく
家を長持ちさせるためには、定期的な補修やメンテナンスが欠かせません。
屋根や外壁は使用されている部材や施工方法によって、劣化のスピードが大きく異なります。金属製の屋根は耐久性に優れますが、錆び対策が必要です。一方、木材を多用した外壁は美観に優れる反面、湿気や虫害の対策が求められます。そのため購入時に、後に必要となるメンテナンス費用や修繕の頻度についても確認しておくのが大切なのです。
また、メンテナンス時の業者の選定や修繕スケジュールが明確であれば、予算計画が立てやすく、突発的な出費を抑えることにもつながります。購入時にかかる費用だけではなく、長期的な視点を持ちましょう。
【2025年版】
家を買う際に利用できる補助金
補助金を利用することで、家を買う際の金銭的負担を軽減できます。
2025年の新築住宅の補助金には、前年度になかった「GX志向型住宅」が新設されています。また、注文住宅に限らず、分譲住宅、賃貸住宅も該当します。
住宅の新築(注文住宅、分譲住宅、賃貸住宅)
| 対象世帯 | 対象住宅 | 条件 | 補助額 |
|---|---|---|---|
| すべての 世帯 |
GX志向型 住宅 |
― | 160万円/戸 |
| 子育て 世帯等 |
長期 優良住宅 |
建替前住宅等の除却を行う | 100万円/戸 |
| 上記以外 | 80万円/戸 | ||
| ZEH水準 住宅 |
建替前住宅等の除却を行う | 60万円/戸 | |
| 上記以外 | 40万円/戸 |
既存住宅をリフォームした際にも支援を受けられます。下記をご参考ください。
既存住宅のリフォーム
| メニュー | 補助要件 | 補助額 |
|---|---|---|
| Sタイプ | 必須工事3種の全てを実施 | 上限: 60万円/戸 |
| Aタイプ | 必須工事3種のうち、いずれか2種を実施 | 上限: 40万円/戸 |
補助対象工事
| 必須工事 | ①開口部の断熱改修、②躯体の断熱改修、 ③エコ住宅設備の設置 |
|---|---|
| 附帯工事 | ①子育て対応改修、②バリアフリー改修等 |
なお、上記の補助金を利用する際、ある一定の条件を満たす必要があるので注意しましょう。そして、ほかにも利用できる補助金や各自治体が出している補助金もあります。今後新たな補助金が発表される可能性もあるため、常に最新情報をチェックしておくと安心です。
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家探しは
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弊社は、大阪府でマイホーム購入を検討しているお客様をサポートいたします。
大阪府内に多種多様な物件を多数取り扱い、ご希望に沿ったご提案が可能です。また、地域の特性や市場動向を踏まえた最適な提案も行い、お客様の理想の実現をお手伝いします。
物件提供だけではなく、空間デザイン、施工管理なども一貫して対応。この点においては、他社には負けない強みだと自負しております。
初めてマイホームを購入する方はもちろん、購入を迷われている方も、まずは一度ご相談ください。
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まとめ
- 家を買う前に知っておくべき基本情報
-
- 予算の設定が欠かせない
- 住宅ローンの仕組みを把握する
- 物件購入の流れも把握しておく
- 入居するまでにかかる期間
-
- 注文住宅は半年〜1年程度
- 分譲戸建住宅は早くて1か月程度
- 中古住宅は1か月〜2か月程度
- 【6ステップ】家を買うまでの流れ
-
- 予算の設定
- 住宅ローンの事前審査
- 物件探し
- 内見と検討
- 購入申し込みと契約
- 引き渡しと入居
- 家を買う際の注意点
-
- 将来の家族構成の変化を考慮する
- 必要な書類は早めに準備する
- メンテナンスについても確認しておく
- 【2025年版】家を買う際に利用できる補助金
-
- 居住用物件は店舗として利用できない
- 居抜き物件は事前調査が不可欠
- インターネットの情報を鵜吞みにしない
